1回戦

2 3

VS中央大学

「決戦前夜。夜中に目が覚めてしまうほど緊張し不安だった」

試合後、主将の石田玲央(スポーツ科4・東海大甲府)は1年間を振り返った。「勝てない日々が続き、夜中に目が覚めることが多く、散歩が日課になっていた」。

2年時に優勝し、3年時には準優勝。先輩方が残してくれた多大な功績が、石田にとって大きな大きなプレッシャーでもあった。

「自分たちの代でもう一度”日本一”を」。そう言い合って臨んだ3度目の全日本選手権大会。初戦が、宿敵”中央大学”に決まると、より一層プレッシャーが重くのしかかった。

「日本一になるチームは、勝つべくして勝ったと言われる。勝つべきチームになろうと頑張ったが、なりきれなかった」。

試合が終わった後、軽く笑みを浮かべながらそう呟いていた。

~試合振り返り~

本学の先発は、1年生の赤岩稜太朗(法Ⅱ1=日大明誠)。

「緊張より楽しみという気持ちの方がある」と試合前から意気込んでいた赤岩は、初回から140キロ超の直球で中大打線を押し切っていく。

5回を投げ抜き被安打はわずか1本。堂々たるピッチングで、先輩に繋ぐことが出来た。

本学の攻撃は、3回に先頭打者 細田晃誠(文理2・佐野日大)の安打から、小川慶人(文理3・日大豊山)、半田陸人(法4・佐野日大)の連打で1点を先制する。

6回からは、足立丈(文理3・日大豊山)、久保純杜(文理4・千葉日大一)、阿部豊(商4・土浦日大)が継投するも3点を失い逆転される。

2点差で迎えた9回裏。後がない本学の攻撃は二死から試合が動く。                                       二死から9番・谷口健斗(文理4・宮崎日大)が安打を放ちチームに流れを引き寄せる。  

続けて1番・山本創也(商4・桜美林)、2番・小川慶人(文理3・日大豊山)の連打で1点差に迫る。

しかしあと1本が出ず、2ー3で本学が敗戦した。

同じ東都リーグ1部で、全日本選手権大会では3年連続で対戦している中央大学。結果は1点差で敗戦と、全日本選手権大会優勝を目標にしてきた我々にとって大変悔しい結果に終わった。しかし、9回裏二死から3連打で1点を返すなど、土壇場での強さと本学の意地をみせることが出来たと思う。

2週間後には新チームで挑む秋季リーグ戦が始まる。リベンジに燃える本学は今大会の雪辱を果たすことが出来るか。新チームの動向にもぜひ注目していただきたい。